先輩の隣は私がいい。
「お昼休みって眠くなるよねー。」

「凛ちゃんはいっつも眠そうじゃんー。」

「でもなんかそれわかる笑あ、私ちょっとトイレ行ってくるね?」


席をたつと、ガラス窓の向こうに偶然一ノ瀬先輩の姿が見えて

私はトイレをすませた後、もう1度先輩に姿を探した。


「あっ、いたっ…!」

「あれ?李都ちゃん?」

「やっぱり一ノ瀬先輩だ。どーしたんですか、こんなところで。」

「俺?俺はサークル活動。」

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