先輩の隣は私がいい。
「あ、李都おかえりー。ずいぶん帰ってこないからどーしたのかと思った。」

「一ノ瀬先輩と会って、ちょっと話してたの。」

「あ、そーだったんだ。」


私が言うと、葵ちゃんが突然

一ノ瀬先輩ってさぁ、と口を開いた。

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