片想いの花
想いの始まり
もうそろそろセーターを出さなきゃなぁ、と思いながら学校の校門をくぐり、昇降口に向かって歩いていると背中に強い衝撃を受けて私は振り向く。
「花菜(かな)〜!!おはよ!」
「あ、実咲(みさき)おはよう」
私の名前は安住花菜(あずみかな)。
そして朝から元気に私の背中にタックルしてきたのは私の親友、江藤実咲(えとうみさき)。
「あれ、花菜朝練は?」
コンビニのメロンパンにかぶりつきながらそう聞いてきた実咲。
口の端っこにメロンパンの欠片ついてるよ、とはわざと言わなかった。後で自分が気がついたら笑ってあげよう。
「んー、今日は休み」
私の所属しているバレー部は基本的には朝練があるのだが1週間に1度は絶対に休みになる。
「花菜(かな)〜!!おはよ!」
「あ、実咲(みさき)おはよう」
私の名前は安住花菜(あずみかな)。
そして朝から元気に私の背中にタックルしてきたのは私の親友、江藤実咲(えとうみさき)。
「あれ、花菜朝練は?」
コンビニのメロンパンにかぶりつきながらそう聞いてきた実咲。
口の端っこにメロンパンの欠片ついてるよ、とはわざと言わなかった。後で自分が気がついたら笑ってあげよう。
「んー、今日は休み」
私の所属しているバレー部は基本的には朝練があるのだが1週間に1度は絶対に休みになる。