俺のそばにいろよ
それが、ある日に爆発することになるとは知らずに






ある日、たまたま中庭を通ったら侑香がベンチで仲良く男で話しているところを見た




とても幸せそうだ





なんで俺以外の男に俺の前にいる笑顔を見せてんだよ





しかも男はそれをみて少し赤らめてるし





なんなの?まじで






そんな笑顔で話したら男全員イチコロだからね?





俺のプライドが許せなかった





「侑香!!!!」





「え、た、達也!?ど、どうしたの?」






言いたかった






俺だけと話してほしい、俺だけを見ててほしいって





そんなことを言えるわけでもなく






侑香をギロっと睨んでその場を去った






侑香、泣きそうな顔してたな





ごめんな、侑香
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