君と出会って
「…なぁ。」


先に口を開いたのは、
お兄ちゃんだった。


「…何?」


「ぶ……部活とか決まったか?…」


はぁ??絶対に違うこと
言いたかったんだ!!


「私、野球部のマネージャーになろっかな…」


「はッ?彼氏が野球部とか?」


「違うよ。何か、楽しめそーだから(笑)」


「ふぅ〜ん。まなって、自由気まま(笑)。」


「やっぱり?フフっ。」


「何だよ!!」


「だって、普通に会話してるしぃ〜!!ププッ。」

「はぁ〜??俺がわざわざ話し掛けてやったんだろ!?」


「…そーだっけ?とにかく、野球部のマネージャーやるから!!」


「そっか。まぁガンバ♪つか、二股とかすんなよ?(笑)」


「しないしぃ(笑)ってかお兄ちゃんは、彼女いないの?」


「俺?!…ぃるょ。」


「まじッ!?!?!?」


私は、思わず大声を出した!!


「バカッ!!大声出すなよ!!!」


「…ぃったぁいなぁ!!いくらなんでも、頭叩かないでよぉ〜!!!グスッ」


『こらっ!!お兄ちゃんダメでしょ?昔から言ってるじゃない。"人を傷つけちゃダメ"って!!』



「…そーだよぉ。グスッ」


「あぁー!!悪かった!!だから、泣くなよぉ…」


「うっわぁ〜…高1にもなって泣いてんのかよ〜(笑)」



「ぅるさぁい!!お姉ちゃんをバカにすんな〜」


「はははッ。俺、 叩いたダケじゃん!何で泣くんだよ(笑)」


『こぉ〜ら!!ケンカは、やめなさい!!』




「はぁい…」
「は〜ぃ…」
「…グスッ。」



こうしてケンカもしたけど、お兄ちゃんと仲直りして良かったぁ☆☆


「さて。お風呂入って寝るかな!!ママぁ、お風呂入るねぇ。」


「オッケー♪」




長い長い1日が"本当に"終わりましたとさ(笑)
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