君と出会って
−放課後−

「じゃあドコ行くか?」

「ぅーん…啓斗が行きたいところならドコでも」

「じゃあ…ゲーセンは?」

「いいね☆行こ行こ!」

「おぅ♪」

そして私達は、ゲームセンターへと向かった。

「…なぁ。まなって好きな奴とか居ないの?」

「中学の時は、彼氏居たしソノ子のこと大好きだった♪今は、一目惚れした子が好き…」

「俺も。今日、一目惚れした…」

「でもね、今の時点じゃ教えられないの…ごめんね?」

「大丈夫。俺も教えらんねー」


−ゲームセンター−

「何か欲しいのある?」

「ぅーん…じゃあ、あのデカイぬいぐるみ☆」

「ラジャー☆取ってやるよ。」

「ホント?嬉しい☆」


−数分後−

「やったー(^o^)v取れたよ☆はぃ!プレゼント」

「ありがとー♪」


「さてと、これからどーする?あっ、家来る?」

啓斗。あなたが、私のこと好きだったなんて知らなかったよ?
デモ、啓斗と初めて会ったって感じじゃなかったよね。


「…でっ、でも。行く理由なんかないし…」

「理由なんかなくってイイじゃん?行こ?」

私は、啓斗が何がしたいのか分からなかった…

啓斗は、私のことを独占する事しか頭になかったんだね?

「分かったよ。行く☆」

「よっしゃ!決まりな?」

「ぅん。」

「俺んち、結構近いからゆっくり行く?」

私は、首を横に振った。

「私、早く行きたいの!」

「んじゃ、行くか!」

急に腕をつかんで、走り出した!!

「ちょっ…早いって!!ペース落としてよー」

「わりぃ急ぎすぎた?」

−数分後−

「着いたよ。俺んち。」

ガチャッ−

「ただいまー。姉ちゃん、女の子来たよー!!」

「お帰りー。女の子来たって、まさか彼女!?」

「ちげーよ。まだ彼女じゃねーし。」

「どーせ、啓斗のことだし?一目惚れしたんでしょ。」

「ぉ…ぉじゃまします」

「どーぞ。ごゆっくり♪つか可愛いー♪」

「うっせ!!行こ?」

「ぅん。上?」

「そーだよ。行こ!」
< 3 / 67 >

この作品をシェア

pagetop