君と出会って
−帰り道−


俺と沙有実は、部活の後 待ち合わせて一緒に帰った。


「…なぁ、沙有実。ドコ行きたい?」


「…ぅーん。じゃあ、竹下通り!!」


「…竹下通り?何ソレ?」


「知らないのぉ?!原宿にあるんだ♪ねぇ行こ?」


「…ぅーん。分かったよ♪」


沙有実の言ったことは、なるべく実行するのが
"俺流"なんだ。


「やったぁ〜☆☆ありがと(v^-゚)啓クン。」


「俺は、沙有実のためなら何でもやるよ♪」


沙有実の喜ぶ顔が1番、
好きなとこなんだ、俺。


「沙有実、超〜オシャレしてくからね!!」


「楽しみだなぁ…俺も気合い入れてくから!!」


「沙有実も楽しみ♪」


「ぜってー、沙有実可愛いだろーな…」


「だったら、啓クンだってカッコイイんじゃね?あと、いくら持ってく?」


「だいたい…3000円以上?」


「じゃあ…5000円は?」


「OK☆じゃあ決定!」


「だね!!ってか家着いちゃったぁ…じゃあばいばいッ♪」


「ぅん。ばいばいッ☆」


話してると、スグ家着く!!最悪〜…
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