君と出会って
−夕食−


「いただきます。」


「どーぞ。今日も、お母さん遅いって。」


「…ふーん」


俺は、母ちゃんのことなんて気にしないで
オムライスを食べた。



「ごちそーさま!!あぁ、食った!!」


「良かったねぇ。」



姉ちゃんは、あぁ見えても高三。彼氏は、居ないらしい。



「姉ちゃん、彼氏作れば?」


「んー…めんどくさいからイイ!!」


「…どーゆー意味??」


「だから、デートしたりすんのがメンドイの!」


「バカ?それでも女かよ!!(笑)」


「……っ」


姉ちゃんは、俺が予想しているよりも、かなり怒ってた。


「…弟になんか!!気持ち分かんないでしょ!!」


「…はぃ?」


そぉ言って、スタスタとキッチンへ行ってしまった。

「…何だよ…ま、いっか!!風呂でも入ろ。」
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