君と出会って
−啓斗の部屋−


ガチャ−

「失礼します…」

「イイから入って?」

「ぅ…ぅん。」

「うわぁー!!部屋、意外とキレイなんだ?」

「何だソレ?俺の部屋に女の子入れたの…初めてなんだぞ?」


私ね、とっても嬉しかったんだ!!
啓斗が初めて部屋に入れた女の子だってことが。

「え…は、初めて?」

「そんな顔すんなよ…いじめたくなるだろ…」

「どーしたの?…ねぇ」

私は、下を向いたままの啓斗の顔を覗き込んだ。

「理性、吹っ飛んだ。」

「えっ…」

すると、いきなりキスされた!!…私は、全部受け止めた。

「…んッ…け…いと。」


バサッ−

キスされててきずかなかったケド…私は、スカートまで脱がされていた!

「ちょっと聞いて?」

「…ぅん…。」


そう答えてベットに2人で座った。!


「…俺が好きなのは、まなだから。それで…まなは?」


「…啓斗だよ。」

横を向くと、可愛い顔で子供の様に笑ってる啓斗が居た☆
だから私もつられて笑顔になったの。


「…すっげー嬉しい!!」

「ホントに?私も!!」


「じゃあ…付き合って下さい☆」

「えっと…喜んで!」


「やった〜♪♪もぉ俺の彼女なんだよね?」

「だよね♪♪超〜嬉しいー!!!」

啓斗は、また"キス"をしてきた。


「…あのさ。服…着て?」


「…着たくない。」

「え?まな…独占してィィの!?」

「…ぅん。私離れたくないから。」

「そんなことあっても、俺が守る!じゃあィィ?…」

「…はぃ。」

その後、私達は初めて1つになった。


こうして、全く考えもしなかった事が現実になった♪たった1日にして。


この時は、考えもしなかったよね?私達が家族になるなんて☆



その日以来、私達は毎日、手をつないで登校してる♪周りの女子の視線なんて気にしない!!!


だって、啓斗しか見えてないんだもん!!

私、バカだよね?(笑)
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