four seasons〜僕らの日々〜
偶然から始まった僕の想い
喧騒の中君に巡り会えた奇跡
僕は最低だった 嘘を重ねた
君を傷つけた それでも君は笑ってくれた
歌を歌えた 君の前で
この気持ちや歌に名前をつけるなら
答えは最初から決まってる
こんな最低な僕のそばにいてくれてありがとう
かけがえのない大切なものを教えてくれた
どんな宝石よりも輝いてきれいな宝物
今、伝えるよ もう誤魔化したりはしない
ずっと前から好きでした
今でも これからも
「……僕は……美桜ちゃんが好きです!こんな最低な僕だけど、必ず幸せにします!だから……付き合ってください!!」
蓮は真っ直ぐ美桜を見つめ、言った。高鳴りは止まらない。
美桜は嬉しくてたまらなかった。自分を愛してくれる人がいるなんて、それが永遠に叶うことがないと思っていた人だったなんて、全てが夢のようだと思った。目から涙があふれ、こぼれていく。
「美桜ちゃん……?」
蓮が心配そうな表情を見せる。美桜は手を動かし、想いを伝えた。