カボチャの馬車は、途中下車不可!?

わずかな怯えや躊躇も許さないとばかり、強引な手が私の服へ伸ばされた。


瞬く間に着ていたものをはぎ取られ、羞恥に身もだえる私の耳へ。

彼が唇を押しつける。


「きれいだよ、飛鳥」


劣情にかすれた声は、愛撫めいていて。
蠢く指はどこまでも淫らで、煽情的で。

私を快楽の海へ、否応なく引きずり込んでいく。


それからはもう、言葉らしい言葉はなかった。


長い、長い夜。

何度浮き上がって、何度沈んだんだろう。


ただ覚えているのは、
重ね合わせた素肌のぬくもり、



そして……

まどろみの中、朝日に溶けていった互いの吐息——


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