溶けろよ、心
*
「んじゃ、そろそろ戻るか〜」
町田くんがベンチから立ち上がった。
正直、楽しかった。最初は緊張してたけど、町田くんは聞き上手で私の話を楽しそうに聞いてくれた。
突然頭をポンってされたのは驚いたけど…嫌ではなかった。
「そうだね」
私も立ち上がって、校舎へ足を向けた時、町田くんが言った。
「そうだ。橘ってさあ」
私は首をかしげる。
「志賀のことどう思ってんの」
「んじゃ、そろそろ戻るか〜」
町田くんがベンチから立ち上がった。
正直、楽しかった。最初は緊張してたけど、町田くんは聞き上手で私の話を楽しそうに聞いてくれた。
突然頭をポンってされたのは驚いたけど…嫌ではなかった。
「そうだね」
私も立ち上がって、校舎へ足を向けた時、町田くんが言った。
「そうだ。橘ってさあ」
私は首をかしげる。
「志賀のことどう思ってんの」