溶けろよ、心
*
「真由、入るよ」
お母さんが私の部屋のドアをノックする。
「うん」と小さく答えた。
もうとっくに熱は下がっている。
私が学校をサボることに、お母さんは口出ししなかった。
少し困った顔をして、頷いてくれた。
ガチャッと開いたドアから、
「よ!久しぶり!」
るいが顔を覗かせた。
「真由、入るよ」
お母さんが私の部屋のドアをノックする。
「うん」と小さく答えた。
もうとっくに熱は下がっている。
私が学校をサボることに、お母さんは口出ししなかった。
少し困った顔をして、頷いてくれた。
ガチャッと開いたドアから、
「よ!久しぶり!」
るいが顔を覗かせた。