溶けろよ、心

「あ、あと、町田くん」

るいが思い出したように言った。


「心配してたよ。毎昼休み、教室に来てた」


そっか、町田くんにも心配をかけてしまったんだ。
メール、いくつもきていた。


「そうだよね……」

「メールもスルーしてたんでしょ?ちゃんと話した方がいいと思うよ」

「…うん。ありがとう、るい」

「ふふふ、どういたしまして!」


るいは、私の目を見つめて笑った。

私は本当にいい友達を持った。
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