溶けろよ、心
外に出ると、眩しい日差しに少し気分が悪くなった。
夏はあんまり好きじゃない。早く冬になってほしい。いざ冬になると、また夏になってほしいって思うんだけど。
自転車に乗って家路につく。近所の本屋さんの駐輪場に自転車を止める。
店内に入ると涼しい風がふわっと感じられて、気持ちが良かった。
勉強が捗らないから、代わりに本を読むことにしている。テレビを見るよりマシかなという安直な考えからだ。
雑誌コーナーをふと見る。
「…」
ここ最近気分が優れない理由。そんなことはわかってた。
並んだ雑誌の1番目立つ位置に置かれたそれを手にとって眺める。
遠くなっちゃったね。晴斗。
私は手に取ったそれをレジへと持っていった。
夏はあんまり好きじゃない。早く冬になってほしい。いざ冬になると、また夏になってほしいって思うんだけど。
自転車に乗って家路につく。近所の本屋さんの駐輪場に自転車を止める。
店内に入ると涼しい風がふわっと感じられて、気持ちが良かった。
勉強が捗らないから、代わりに本を読むことにしている。テレビを見るよりマシかなという安直な考えからだ。
雑誌コーナーをふと見る。
「…」
ここ最近気分が優れない理由。そんなことはわかってた。
並んだ雑誌の1番目立つ位置に置かれたそれを手にとって眺める。
遠くなっちゃったね。晴斗。
私は手に取ったそれをレジへと持っていった。