お前は別だから
「はい。」

いそいそと髪をとき、マスクを外し、メガネをとった。すると、みるみるうちに海様の顔が真っ赤になった。

「////////」
「どうかされましたか?」

「…可愛い。」
ぼそっと彼はつぶやき俯いてしまった。
「/////私が…ですか?」
この人目悪いのかな?…

「うん、可愛い。」
「ありがとうございます」

それから私はずっとその姿でいるようにと海様より命じられた。

「17:00になりましたので、夕飯をお作りに行かせていただきます。」
「あぁ。」

「夕飯はリビングで食べられるのでしょうか?」
「いや、ここでだ。」
「はい、分かりました。何系がよろしいでしょうか?」

「なにけい?」
「はい、イタリア料理、アメリカ料理、日本食、フランス料理…などなど。」

「じゃあ、今日は日本食で頼む。」
「承知しました。」
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