君への答え
夏休みが始まり
俺と凛は夏休みに何をして遊ぶかそんなことを計画していた。
凛は相変わらずディズニーやユニバーサルに泊まりで行こうとはしゃぎながら計画を色々提案してきた。
あまりお金のないおれは『就職したらね』と流していた。
そして、結局いつも買い物行くことになる。

デート当日。
太陽が何故かいつもより大きく感じる。
そしてこれから夏が始まるとばかりに駅には祭りの話をする人や、つめたーいの文字だけしかない自動販売機などが目に入ってきた。
そんな風景をぼーっと眺めていた。
しかし、気づくと約束の時間である9時になっても凛は来ない。

普段十分前には来るはずの凛が、もしかしてと不安になり
凛に慌てて電話をかけた。
5分おきに電話をかけた。3回目の電話でやっと電話に出た。
『もしもし?あっ!今日デートか!ごめんあと1時間で行く』
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