野良ネコと…………ひなたぼっこ
次の駅でコウを拾うと…
乗って来て直ぐに園長とオレに、頭を下げた。
良い事をしたのに、自慢するでもなく
迷惑をかけたと、謝るあたり………
新人なのに、びっくりするくらいできたヤツだと思う。
話しの合間に、オレの隣をチラッと見て……びっくりしていた。
『悪いねぇ~、コウ君。
唯ちゃんは、オレの彼女だからね!』って言いたいが………
強く、隠すよう言われてるから……誤魔化すしかない。
通路を挟んで、オレの隣に座ったコウが
「森先生、こっちに来られませんか?」って、自分の隣を誘う。
隣を見ると"行って"と言いたげな唯ちゃん。
反対隣のコウは、オレと唯ちゃんの席が気に入らないらしく
何としてでも来させようと必至だ。
オレは………
「唯先生の体調が良くないから…もう少しこっちで様子をみるよ。」と
さも当然のように嘘をついた。
唯ちゃんの困った顔と…コウの悔しそうな顔。
これが年の功かなぁ~。
『大人げな~い』って声も聞こえたが………ムシムシ。
今からこれだと……
落ち着かない旅行になりそうだ………。
乗って来て直ぐに園長とオレに、頭を下げた。
良い事をしたのに、自慢するでもなく
迷惑をかけたと、謝るあたり………
新人なのに、びっくりするくらいできたヤツだと思う。
話しの合間に、オレの隣をチラッと見て……びっくりしていた。
『悪いねぇ~、コウ君。
唯ちゃんは、オレの彼女だからね!』って言いたいが………
強く、隠すよう言われてるから……誤魔化すしかない。
通路を挟んで、オレの隣に座ったコウが
「森先生、こっちに来られませんか?」って、自分の隣を誘う。
隣を見ると"行って"と言いたげな唯ちゃん。
反対隣のコウは、オレと唯ちゃんの席が気に入らないらしく
何としてでも来させようと必至だ。
オレは………
「唯先生の体調が良くないから…もう少しこっちで様子をみるよ。」と
さも当然のように嘘をついた。
唯ちゃんの困った顔と…コウの悔しそうな顔。
これが年の功かなぁ~。
『大人げな~い』って声も聞こえたが………ムシムシ。
今からこれだと……
落ち着かない旅行になりそうだ………。