野良ネコと…………ひなたぼっこ
抵抗なく着いてくる唯ちゃん。
あれっ?
拍子抜けして、彼女の様子を眺めた。
『わぁ!』と感嘆をあげ
本棚や仕事机………奥のベットにもすんなり進み、興味深そうに見ている。
「嬉しそうだね。」
「うん、先生のプライベートに触れられてるもん。」
「あれっ?来たかったの??」
「もちろん!でも、先生は嫌だったでしょう?」って。
抵抗はないのか??
本気で分かってない??
別に、襲うなんてしないけど………
普通は危険を考えないか??
もしかして…………ホントは期待してた???って……それはないよな。
一人でブツブツ、彼女の成長のなさを心配していたら
「先生、もう満足したからリビングに行くね!」って。
「えっ!ちょっ………リビングはダメだよ!!
風邪引くし………尋ちゃんが気にする。」って
さっき千尋ちゃんに教わった言い訳を使っている。
「だったら唯は、今夜何処で寝るの?」
純粋な眼差しを向ける唯ちゃんに言いにくいが………
尋ちゃんの手前………言わないといけない。
「………………………ここ。」
「………こ…こ……??」
「そっ!ここで一緒に寝よう。」
「えっ!!…………無理。
…………ムリムリムリムリムリムリムリ……………。」
涙目で訴えてくる。
あれっ、流石に一緒に寝ることには………抵抗するんだぁ。
唯ちゃんの貞操観念に、少し安心して
「流石にそこは、意識するんだね。」と
後退りする……可愛い反応に笑ってしまう。
どこまで抵抗するのか気になって、さっさとベットに入って
「なにもしないからおいで。」と誘ってみた。
「うぅ~…………。」と、困って悩むあたり……………
もうすぐ落ちそうだ。
「おいで。」
やんわり、害のなさそうな笑顔で誘い……
枕をポンポンと叩いて誘ってみると………………
悩んだ末に、近寄ってきた。
プッ!!
ホントに野良猫の動きだよ。
最後のだめ押しに、かけ布団をめくって「おいで。」というと
「…………お邪魔します。」と入ってきた。
ホントに……………。
自分の気持ちよりも、周りを気遣う唯ちゃんに
愛しさと同時に………
少しの腹立たしさを覚える。
勝手なことを言っているのは………分かってる。
ただ………
俺には……嫌だ!!って泣いてワガママ言ってくれたらいいのにって。
布団に入っても………端で丸まって眠る。
断りきれない唯ちゃんに
「ごめんね。こんなつもりで泊めた訳じゃないのに。
ソファーで寝るから真ん中においで。」と声をかけて
ベットを出て行こうとしたら………
「ダメ!!一緒に寝て!」って抱きつかれた。
俺への気配りでした行動だって分かってる。
それでも………好きな女の子にそんな事をされて……
出て行く男はいないと思う。
あれっ?
拍子抜けして、彼女の様子を眺めた。
『わぁ!』と感嘆をあげ
本棚や仕事机………奥のベットにもすんなり進み、興味深そうに見ている。
「嬉しそうだね。」
「うん、先生のプライベートに触れられてるもん。」
「あれっ?来たかったの??」
「もちろん!でも、先生は嫌だったでしょう?」って。
抵抗はないのか??
本気で分かってない??
別に、襲うなんてしないけど………
普通は危険を考えないか??
もしかして…………ホントは期待してた???って……それはないよな。
一人でブツブツ、彼女の成長のなさを心配していたら
「先生、もう満足したからリビングに行くね!」って。
「えっ!ちょっ………リビングはダメだよ!!
風邪引くし………尋ちゃんが気にする。」って
さっき千尋ちゃんに教わった言い訳を使っている。
「だったら唯は、今夜何処で寝るの?」
純粋な眼差しを向ける唯ちゃんに言いにくいが………
尋ちゃんの手前………言わないといけない。
「………………………ここ。」
「………こ…こ……??」
「そっ!ここで一緒に寝よう。」
「えっ!!…………無理。
…………ムリムリムリムリムリムリムリ……………。」
涙目で訴えてくる。
あれっ、流石に一緒に寝ることには………抵抗するんだぁ。
唯ちゃんの貞操観念に、少し安心して
「流石にそこは、意識するんだね。」と
後退りする……可愛い反応に笑ってしまう。
どこまで抵抗するのか気になって、さっさとベットに入って
「なにもしないからおいで。」と誘ってみた。
「うぅ~…………。」と、困って悩むあたり……………
もうすぐ落ちそうだ。
「おいで。」
やんわり、害のなさそうな笑顔で誘い……
枕をポンポンと叩いて誘ってみると………………
悩んだ末に、近寄ってきた。
プッ!!
ホントに野良猫の動きだよ。
最後のだめ押しに、かけ布団をめくって「おいで。」というと
「…………お邪魔します。」と入ってきた。
ホントに……………。
自分の気持ちよりも、周りを気遣う唯ちゃんに
愛しさと同時に………
少しの腹立たしさを覚える。
勝手なことを言っているのは………分かってる。
ただ………
俺には……嫌だ!!って泣いてワガママ言ってくれたらいいのにって。
布団に入っても………端で丸まって眠る。
断りきれない唯ちゃんに
「ごめんね。こんなつもりで泊めた訳じゃないのに。
ソファーで寝るから真ん中においで。」と声をかけて
ベットを出て行こうとしたら………
「ダメ!!一緒に寝て!」って抱きつかれた。
俺への気配りでした行動だって分かってる。
それでも………好きな女の子にそんな事をされて……
出て行く男はいないと思う。