太陽みたいな君に
すべてのはじまり
──10年前── ??side
家のすぐ近くにある海に今日も僕は来ていた。
砂浜に座って空が明るくなるまで待つ。
ママとパパが仕事で帰りが遅くて、誰もいない家にいるのが嫌で砂浜に来ていた僕。今日も貝がらを拾おうかと立ち上がりかけた時、
「ねぇ、なんでいつもそこにいるの?」
と、声がした。びっくりした僕は声がした方を見て固まった。そこには、海から顔をひょこっと出してる女の子がいた。
クリーム色の髪に小さな顔。
そして青と緑がきれいに混じってる瞳。
きれいな子だな
家のすぐ近くにある海に今日も僕は来ていた。
砂浜に座って空が明るくなるまで待つ。
ママとパパが仕事で帰りが遅くて、誰もいない家にいるのが嫌で砂浜に来ていた僕。今日も貝がらを拾おうかと立ち上がりかけた時、
「ねぇ、なんでいつもそこにいるの?」
と、声がした。びっくりした僕は声がした方を見て固まった。そこには、海から顔をひょこっと出してる女の子がいた。
クリーム色の髪に小さな顔。
そして青と緑がきれいに混じってる瞳。
きれいな子だな