誰からも愛されない
✛✛夕飯作り
夕飯は、お母様とゆかりさんと彩心で
作る事にした。
「あらっ、彩心ちゃん
手際が良いわね、凄いわ。」
と、ゆかりさん。
「本当に。
料理をずっとしていたの?」
と、お母様。
「あっ、はい。
私を育ててくれた皐さんが
医師をされていたので
自然と作るようになっていました。」
「「そうなの。そうだったのね。」」
と、二人は感心していたから
「でも、たいした物つくれませんので
教えて頂きたいと思っています。」
と、言うと
「な~んでも聞いて。」
と、ゆかりさん。
それからも三人で楽しく料理をしていた。
その頃、男性人と清香は·····
「凪、すまないな。」と、忍。
「まあ、諦めがついただろう。」
と、秋山。
「仕方ないですよ。」と、楓。
と、三人に言われて
「わっ、わかってる。
兄貴、もう大丈夫だ。
ふっ切れた。」と、凪。
と、話していると清香が部屋を出て行った。
楓は、他の三人には気づかれないように
後を追うと·····