誰からも愛されない
✛✛クリスマス
相変わらず忍は、忙しく中々帰れずにいた。
忍が中々帰れなくて
寂しい思いを彩心がしていると考えて
秋山は、彩心を秋山家の
クリスマスパーティーに誘った。
彩心は、これまたご遠慮したが
お母様にも是非と言われて
出席することになった。
「ドレスは、前回ので」
と、言ったが、
「今度は俺が用意する」
と、秋山さんが
きかずに、おまかせすることにした。
秋山さんから
「彩心ちゃんの好きな時間に
美容室に入ってから
会場に来たら良いよ。」
と、言ってもらった。
夜に電話で忍さんは・・・
また、僕がいない時に・・とか
まだ、僕じゃない人が彩心のドレス姿を
みるの・・とか
ブツブツ言っていた・・・・が
途中、お兄さんに
呼ばれて電話は切れた。