あなたに、依存症。
かずやの部屋はかずやの匂いがして、落ち着く


それプラス、カレーの匂い

「残ってないの?わたしちょっと食べたかったなあ」

「ああ、さきが作ってくれたから二人で食べてしもた、ごめん」


わたしは、は?と思ってしばらく動けなかった


なんで?

わたしが彼女やんな?


「さきは家近いねん、たまにくるで、でも友達やし、疑わんでえーで」


友達、、、、


わたしはカレーの鍋をシンクに置いて水をかけて匂いを消した
< 16 / 84 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop