あなたに、依存症。
わたしたちは海についた


キラキラした波が星屑みたいできれいだった


「すっとするね」

野宮くんが言った

わたしのぐちゃぐちゃを消してくれた

「野宮くん、わたしね、彼氏が女の人とキスしてるの、見ちゃったー(笑)」

海に向かってわたしは叫んだ


突然ぬくもりを感じた


野宮くんがわたしを抱きしめていた
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