あなたに、依存症。
しばらくまた記憶がなくなって、目が覚めたら、ベッドのうえだった


点滴がしてある


薄い緑のカーテンを開けたのは、かずやだった


「なにしてんや、お前」


かずやは静かに言った

「わたし、どうやってここきたん?」


「りりかが電話してきたやろ、薬ようけ飲んでもたって、ほんまめんどくさいなーお前」


わたしはどうしてこの人が好きなんだろう


よくわからない
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