あなたに、依存症。
電話が鳴った


野宮くんだった


「撮影いつがあいてる?」

「あ、今日はなにもないけど」


野宮くんは、「じゃ、映像科のロビーきて」と言った


わたしはあわてて化粧をして、学校に向かった


どきどきしていた


ベタは一人、わたしがドアを閉めるのをみていた
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