花月学園
inリビング
木「じゃあ、君の事話してくれる?」

ふー。人に話すのは、苦手。

この話しは、思い出したくないけど、この人達の事は信じているから!

『私の年齢は、五歳。桐明君と同じ年だよ。ある研究所で二歳からそこに住んでる。そこは〰️〰️〰️なんだ。だから、私は、自分の名前を忘れちゃったのエヘヘ。あとね、覚えてるのはノーマルからルナになったって事だね。私のルナは、得意なのは氷。だけど、この世にあるルナすべてが使える。それだけだよ。』

話を終えた時啓子さんが泣いてた。

木「泣きたいときは泣け。がんまんはするな。」

そんなこと初めて言われた。

でも、泣いたら弱くなっちゃう。

これで最後にしよう。

泣くのは。

私は静かに涙をこぼした。

啓子さんは、私の近くにきて抱いてくれた。

啓「ねー私達の家族にならない?」

木「そうだな~。桐明もそこにいないでこっちおいで。」

桐明君は、リビングのドアの近くでこっちを見ていた。

白良もいた。

桐「話も全部聞いた。だから、僕も君と家族になりたい!」

『家族……私がなってもいいの?こんな化け物みたいな私が……』

そーだよ。

私は化け物だから。

ルナを全部使えるなんて化け物なんだ。

白〔お前は、化け物じゃない。〕

桐「いいんだよ。だから家族になろ?」

本当に…

『わ、私はここの家族になりたい!』

啓「じゃあ、ゆっくりでいいから、私の事お母さんかママって呼んでね。」

木「俺は、パパがいいな。」

桐「僕は、桐明って呼び捨てでいいよ」

『フフフッ皆面白い。』

啓木桐白「笑った!」

『私も笑えるよ。皆ハモってるし。啓子さん。あ、あのお願いがあるんですけど
、白良もこの家族に入れてください。』

白〔どうして。〕

『白良は、私の相棒にしたいから!いいでしょ?』

啓「いいわよ。白良よろしくね。」

白〔ありがたい。我もお前を相棒にしたい。〕

『これからよろしくね。』

こうして長い長い雨の日が終わった。


啓「貴女の名前も決めなきゃね!貴女の名前は………」

「枚先真理亜(マイサキマリア)」
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