****秘密のお姫様****
「とりあえず、シャワーして来れば?」

 差し出されたタオルに、黒の部屋着。


「これ………総長の、すいません何から何まで」


受け取り、そのままシャワールームへ入る。

「…………っ」


「……………そ、爽くん‼」


な、なんでいるの!?
総長の手違いか、シャワールームにはバスタオルを一枚巻いただけの、咲ちゃんがいた。


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