****秘密のお姫様****
「お兄ちゃんが、私を好きだったなんて分からなかった。
お兄ちゃんがよく分からない」
「本当に、分からなかった?
分からない振りをしていたんじゃない?」
そう、分からない振りをしていた。
成長するにつれて、変わっていく"心"。
いつしか、変わり始めたのは私を見る目だった。
「私はお兄ちゃんと、離れるーー」
それは、ひとつの決意だった。
お兄ちゃんがよく分からない」
「本当に、分からなかった?
分からない振りをしていたんじゃない?」
そう、分からない振りをしていた。
成長するにつれて、変わっていく"心"。
いつしか、変わり始めたのは私を見る目だった。
「私はお兄ちゃんと、離れるーー」
それは、ひとつの決意だった。