****秘密のお姫様****
まじで可愛すぎてやばい。
今晩から一緒とか、寝れないかも。


客室用に部屋があるから、そこに居て貰おうとか考えた。

ガチャーー


君の待つリビングに行けば、目が、合う。


大きな瞳に、心臓が跳ねた。


「の、飲み物なんかいる?

サイダー飲める?明日は、紅茶買いに行こうな。

咲は、紅茶好きだもんな」


ずっと話していないと、緊張で可笑しくなりそうだ。


冷蔵庫から、冷えたサイダーと、氷を入れたグラスを二つ用意する。


ソファにいる咲に差し出すと、触れ合う手にドキドキしたのは俺の方。


落としそうになるグラスに目を向ける。


溜め息しか、出ない。


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