****秘密のお姫様****
急に恥ずかしくなった。


自分が恥ずかしい。
仲間じゃない知らない奴の言葉を真に受けて、仲間を傷つけた。


「爽、ごめん」



「総長………

俺が咲に相応しくないかも知れない。
だけど咲を想う気持ちは、誰にも負けない‼


咲が、好きなんだ」

爽の気持ちが溢れてる。


赤い顔をした咲が側にいて。

俺が入る隙なんかないんだ。

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