****秘密のお姫様****
「今日は早退するね。
ごめんね行こう星っ」


咲は、カバンに物を詰め込んだ。

廊下へ行く咲。

俺は、周りを見渡しニヤリ、と笑う。

「咲は、俺のだから手出すなよ。

手出したら分かるよな?」


男女関係なく怯えてる奴ら。

これで、咲に手出ししないだろう。


咲の手を掴み、廊下を歩いた。

周りの反応に、優越感。

「どうしたの?
なんか、イキイキしてるよ‼」

「いいからっ、早く帰るぞ」


抑えられない咲への想い。

咲への想いは、そんな生半可な気持ちじゃない。

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