****秘密のお姫様****
それから、30分後。

「お待たせ!!」


フワフワの長い髪は、ストレートに、軽く化粧をして、それがまた可愛いのに……ヒラヒラのミニワンピは白で、肌の白い君にはスゴく似合っていた。

本当、可愛すぎ。

自然と咲を抱き締めていた。


「どうしたの?」


「今日は1日、離れるなよ。
離さないけどっ」


君は、分からないと首を傾げた。

そんな君の手を繋ぎ、家を出た。


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