秘書課恋愛白書
それにこのままユウとの微妙な感じになってるのも嫌だしもう一回ちゃんと話をする必要があるとも考えた。
「いいよ、じゃあ来週の金曜日で」
『わかった。また連絡する』
そう言ってユウは電話を切った。
ツーツーと聞こえる電子音を聞いて私も電話を切ったのだった。
今日の仕事も無事に終えて、今週もなんとか乗り切った。
お疲れ様です、と社長に挨拶をするとちらりと私の方を見てお疲れ、と呟く。
最近ずっとこの調子。
前みたいに迫ってくることもなくなった。
良いことだけど、社長の考えてることがわからないから拍子抜けしてしまう。
でも今日は待ちに待った金曜日。
気持ちを切り替え、楽しい楽しい夜の世界へとウキウキする私であった。
***
今日は最初からRainへとマリカを連れて行った。
優しく出迎えてくれるマスターに挨拶をして、お好きな席へどうぞと案内される。
相変わらず19時台の店内は女性客で賑わっていた。
やはりみんなここのカクテルが美味しいのを聞きつけてきているのだろうか。
「いいよ、じゃあ来週の金曜日で」
『わかった。また連絡する』
そう言ってユウは電話を切った。
ツーツーと聞こえる電子音を聞いて私も電話を切ったのだった。
今日の仕事も無事に終えて、今週もなんとか乗り切った。
お疲れ様です、と社長に挨拶をするとちらりと私の方を見てお疲れ、と呟く。
最近ずっとこの調子。
前みたいに迫ってくることもなくなった。
良いことだけど、社長の考えてることがわからないから拍子抜けしてしまう。
でも今日は待ちに待った金曜日。
気持ちを切り替え、楽しい楽しい夜の世界へとウキウキする私であった。
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今日は最初からRainへとマリカを連れて行った。
優しく出迎えてくれるマスターに挨拶をして、お好きな席へどうぞと案内される。
相変わらず19時台の店内は女性客で賑わっていた。
やはりみんなここのカクテルが美味しいのを聞きつけてきているのだろうか。