秘書課恋愛白書
本当に好きな相手とするのがこんなに満たされるものだと初めて知ることができた。
大事にしたいと思える存在に出会えたのもまた奇跡。
綾女の全てを愛し抜きたいと思った。
眠る綾女の瞼に唇と落とすと、薄っすらと目を開いた。
「ん……」
「おはよう」
「…おは、よ…」
僕の顔を見るなり恥ずかしそうに布団に潜り込んだ綾女。
そんな姿がまた愛おしくて…
布団を引き剥がして綾女にキスの雨を降らせるのだった。
ー怜sideー終