長編執筆に取り掛かる。
わたしは、封建制を憎んでいた。

だけど、わたしは、彼らになるしか道はないんじゃないかと思う。

そして、どうしても譲れないことがあれば、冷や汗掻きながら、神をお受けしていくしかないのかも知れない。

わたしは、得したような気がした。

憎み、時に蔑んでいたものが、自分のなかにきちんと育まれていたのだ。

そして、わたしは、そのようにしか生きていけぬ。。

ひょろひょろと、そのようにしか生きていけぬ。。

親父は笑ってくれるだろうか。。

祖母は微笑んでくれるだろうか。。



おわり
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