僕のホシ


けどよく見れば身なりはきちんとしている。


髪型は肩ぐらいで綺麗で清楚な感じ。


本当に俺達が見つけなかったら危ないところだったんじゃないかと思われるくらい。


「お世話になります。」


彼女は156くらいだろうか。


少し小さめだった。


「じゃあ少し歩くけどいい?俺の家まで。」


「はい。わかりました。」


そう言ってニッコリと笑う彼女は、女性と言うよりは可愛い女の子だった。


fine seaのファンは女の子が多くて、たくさんの女の子と関わることが多い。


一人一人の顔や装いなんて到底覚えれるわけはないけれど


彼女はその中でも1番な気を勝手に持っている自分がいた。


既にこの彼女が特別になったような


この不思議な出逢いが


自分を変えていくような気がしていた。





< 14 / 27 >

この作品をシェア

pagetop