僕のホシ

歩~あゆみ~



次の日起きた時の俺の驚きは半端なかったと思う。


隣に女の子が眠ってる。


けどすぐに前の日の出来事を思い出した。


目覚めたのはマンションのチャイムがなった時だった。


寝起きだった俺はフラフラしながら玄関まで行った。


「はーい...」


「おはよう晴海。あれ?あの女の子は?」


そこに立っていたのは颯だ。


昨日の出来事を唯一知っていて理解してくれる颯。


「お前、、早いな。」


俺はまだ寝ぼけているような感じだった。


「だろうと思った。捗ったのか知らないけど、今日撮影ですこれから。」


...撮影?


俺は目を丸くした。


「颯今何時?!」


「声でかいな。7時。」


「撮影何時だ?!」


「8時。だからやばいよ急いで颯。」


忘れ...てたわけじゃないけど軽く頭から離れていた。


俺は奏に声をかける暇もなかった。


けど放置するのは良くないと思い、お気で手紙だけは準備して家を出た。


"奏へ"

俺は撮影があるから家を先に出るから

朝ごはんなら何食べてもいいから冷蔵庫見て

あと、鍵はポストの中入れといてくれれば

いいから。じゃあ元気にしとけ。


"晴海"


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