僕のホシ
撮影現場に着いた時には既にメンバー全員が揃っていた。
みんな普段通りメイクを終わらせ
なんなら俺待ちだった。
颯はメイクいらないほど顔が綺麗で整っているから。
「遅いんだけど!30分前行動してよ!もう!」
リンゴを食べながら近づいてくる界のリンゴをとった。
「お前!俺の大好きなリンゴ!」
相変わらず元気でうるさい界。
「界くん邪魔しないで存在だけで邪魔なのに。」
そう勇気が言うと界は勇気に抵抗するかのように2人でじゃれ合いはじめた。
このグループは仲がいいと自分たちでも思う。
「晴海!急げもう移動するってさ」
「ごめん!もういく!」
力の言葉に俺は急いで準備した。