僕のホシ


2時間程の撮影を終え、次は雑誌のインタビューやらと


今日も忙しかった。


それもデビューのおかげだ。


「今日どうするどこいく?!」


また界が出かけようとしていた。


「また〜?じゃあ俺服みたい。変装用(笑)」


「大丈夫。勇気のことなんて誰も知らない。」


珍しく力が勇気をいじっていた。


「晴海!俺今日用事あるから先帰るわ!みんなも!またね!」


「またな〜!」


そうみんなで颯に言ったあとまた雑談が始まった。


俺は体がソワソワしていた。


けど、わかってる。


奏はきっともう家を出ているだろう。


「...てか俺気持ち悪くね?」


なんせ1日..しかも夜だから半日?も一緒にいたかどうかわからない子に対して


ソワソワするなんて。


恋か?恋なのか?!


「なわけねーよ。心配なだけか。俺は親か。」


気づいたら声に出していたし、周りの3人は驚いた様子で俺を見ていた。


< 25 / 27 >

この作品をシェア

pagetop