僕のホシ
「晴海...大丈夫か?疲れてんのか?」
界がこんなこと言うなんて、相当俺は今やばかったんだろうなと改めて気づく。
「少しやすんだら?」
なんて優しい言葉をかけてくれるのは勇気。
「晴海も服買いに行くか?」
そう言う力に
「ごめん。俺帰るわ!」
そう言った時には既に走り出していた。
自分でも馬鹿だなぁって思った。
元気にしてろみたいな置き手紙書いたくせに。
信号でさえ待てないほど急いでいた。
俺はマンション1階の自分のポストを豪快に開いた。