僕のホシ


「いつになったら奢ってくれんだよ〜(笑)」


鏡で自分の髪を直しながら背を向けて言う力


力は頼りがいがあって、グループをまとめてくれるような大切な存在。


俺たちはこの5人で『finn sea 』として社会に出ている。


大切な仲間であり大切なライバルだ。


「てことで!行くよな?晴海!」


車のキーを指でぐるぐると回しながらドアを開け振り返る界。


この3人と一緒にいたら自然な笑顔が自分から出てくる。


そんな存在からの誘い。


断る理由なんて何一つない。


「おう!行くからまって!」


俺は急いで髪のセットやら服やら..準備した。


この先で、小さくて大きな出逢いがあるなんて思っていなかった。


ただただこの5人で


ずっとずっとこの5人で


5人の未来を語り続けていくんだと


その時は思っていたんだ。

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