2つの種
出会い
あたしは、梢恵。
あだ名は「こず」
友達はそこそこいるし、好きな人だっている。
でも、何か物足りない。
「こずー★次、体育だよ?ボーっとしてなにしてんの!
早く着替えなよ。」
「あっ里奈。ごめんごめん。」
なんでだろ。最近よくボーっとする。
あたしには何がたりないんだろ。。。
「バンッ」
向こうから音がした。
おそるおそる行ってみると、
「あんたさぁ、いい加減うざいんだよね。
はっきし言って迷惑。」
「はやく目の前から消えてほしいよねー。」
そこの床に座り込んでいたのは里奈。
あたしは見てみぬふりをしてしまった。
里奈は気づいてたみたい。
「こず・・・。さっき見てたよね。
なんで助けてくれなかったの・・・?」
「だって。無理じゃん。
あの藤川さんたちに逆らったらなにされるか。」
あたし何いってんの?
こんなこと言ったって里奈が辛くなるだけじゃん。
「いぃよ。こずはそんな人だとは思わなかった。」
次の日、頭が痛いという理由で休んだ。
行けるはずがない。同じクラスで、前の席。
それから数日してやっと学校に行こうと決心した。
あだ名は「こず」
友達はそこそこいるし、好きな人だっている。
でも、何か物足りない。
「こずー★次、体育だよ?ボーっとしてなにしてんの!
早く着替えなよ。」
「あっ里奈。ごめんごめん。」
なんでだろ。最近よくボーっとする。
あたしには何がたりないんだろ。。。
「バンッ」
向こうから音がした。
おそるおそる行ってみると、
「あんたさぁ、いい加減うざいんだよね。
はっきし言って迷惑。」
「はやく目の前から消えてほしいよねー。」
そこの床に座り込んでいたのは里奈。
あたしは見てみぬふりをしてしまった。
里奈は気づいてたみたい。
「こず・・・。さっき見てたよね。
なんで助けてくれなかったの・・・?」
「だって。無理じゃん。
あの藤川さんたちに逆らったらなにされるか。」
あたし何いってんの?
こんなこと言ったって里奈が辛くなるだけじゃん。
「いぃよ。こずはそんな人だとは思わなかった。」
次の日、頭が痛いという理由で休んだ。
行けるはずがない。同じクラスで、前の席。
それから数日してやっと学校に行こうと決心した。