先生を堕ろさせる会2
コンコンと、浩太は職員室の扉をノックし、静かに開いた。
「失礼します。1年C組の箕輪浩太です。学級日誌を届けに来ました」
入り口から入り、そう告げると、1年生の担当教師の机が固まったところの1番奥にある、西野の席を目指した。
西野はちょうど、水を飲もうとペットボトルを開けるところだった。
「西野先生、これ、お願いします」
浩太が日誌を差し出すと、蓋の半分ほど開いたボトルを卓上に置き、受け取った。
「…ありがとう、いろいろとね。最後まで、ご苦労様」
そう言い、パラパラとページをめくり、今日の日付を開いた。
そして、生徒の所見に目を向け、
「『元気な赤ちゃんを産んでください』か。ありがとう、頑張るわ」
にこりと笑った。
「はい。それじゃあ、失礼します」
浩太は西野に背を向け、職員室を出ようとする。
すると突然、浩太の背後で西野が激しく咳き込んだ。
「失礼します。1年C組の箕輪浩太です。学級日誌を届けに来ました」
入り口から入り、そう告げると、1年生の担当教師の机が固まったところの1番奥にある、西野の席を目指した。
西野はちょうど、水を飲もうとペットボトルを開けるところだった。
「西野先生、これ、お願いします」
浩太が日誌を差し出すと、蓋の半分ほど開いたボトルを卓上に置き、受け取った。
「…ありがとう、いろいろとね。最後まで、ご苦労様」
そう言い、パラパラとページをめくり、今日の日付を開いた。
そして、生徒の所見に目を向け、
「『元気な赤ちゃんを産んでください』か。ありがとう、頑張るわ」
にこりと笑った。
「はい。それじゃあ、失礼します」
浩太は西野に背を向け、職員室を出ようとする。
すると突然、浩太の背後で西野が激しく咳き込んだ。