キミだけが知らない想い
カフェについて、私たちは向かい合って座る。

てきとーに飲み物を注文した私たちは、あっくんが持っているタブレットを覗きこんだ。

今はタブレット1つで試合、メンバー管理、シュミレーションなどが全て行える。

私もそのアプリには大変お世話になっていて。

相手の研究とかもこの専用タブレットで出来る。それを自分のスマホに繋げればいつでもどこでも確認出来るのでとても便利なのだ。

私たちはそれを見ながら、次の試合の選抜メンバーを話したりと、あーでもない、こーでもないとデットヒートさせながら部活の話を散々した。

もちろん来ている飲み物を飲むことも忘れて。

散々話終えてベストメンバーが決まった。

そのあと、飲み物を一気に飲んだ。

そして改めて「で、本題は何?」と私は聞いた。

「やっぱりわかる?」と聞いて来るので、

「当たり前でしょ!」と返した。
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