それを過去と呼ぶには(仮)
時間の流れ
何とか無事に午後の授業が終わり、無事に放課後を迎えた。



今日も何とか乗り切れた…。



大きく息を吐きながら、荷物をまとめる。



そうだ、明日土曜日だから、久しぶりに会いに行こう。



そう心の中で決めて教室を出たとき、横から何が飛んできた。



「おっと。ん?バスケットボール?」



なぜか飛んできたバスケットボールを掴んでどうしようかと思っていると、誰かが走ってきた。



「すみませーん!!って、なんだ小野かよ。」



「宮部君…。」



走ってきたのは宮部君だった。


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