それを過去と呼ぶには(仮)
そんなことを考えていたら、昼休みを終えるチャイムが聞こえてきた。



「わわっ!!もうこんな時間だ!」



「本当だね。僕、図書委員で片付けもあるから、もう教室戻ったほうがいいよ。」



「そうなんだ!じゃあ、後でね!!」



田中君とわかれて、走って教室へ向かう。



そういえば、久しぶりにクラスの人と話したな~。



私って、クラスでボッチだから。



だから、田中君に声かけられた時はビックリしたけど、嬉しかった。



これをきっかけに、色んな人と話せたらいいな。



そんなことを、走りながら考えていたときだった。


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