BLUE GIRL
目が合い、その目力に瞬きを忘れた。
「……おまえの答えは分かった。もう話は終わりだ」
先に視線を逸らしたユウは目を閉じる。
「俺の前から消えてくれ」
静かな声だけれど、そこには確かな拒絶が見えた。
これだけRyoのことを話せば、呆れるのも無理ない。
「ユウ……」
離れたくない。
まだ、話していたい。
これからも、一緒にいたい。
だけどーー、
「さっさと行け!」
昼間は笑顔あふれる公園に、ユウの怒号が響いた。
思わず肩を震わせる。
自業自得だ。
私は一歩、後退した。