**零れる涙**
「いいよ、カンナ……ずっと側に居て。
もう離さないっ」
「うん、離さないでっ」
もう、壁はない。
君の横は、いつも繋がってる。
気付いたら、男の子もいない。
たった、二人っきりになっていた。
「教えて………なんか合ったから離れたんだよね?」
分かってる。
きっとーー
もう離さないっ」
「うん、離さないでっ」
もう、壁はない。
君の横は、いつも繋がってる。
気付いたら、男の子もいない。
たった、二人っきりになっていた。
「教えて………なんか合ったから離れたんだよね?」
分かってる。
きっとーー