**零れる涙**

朝食と、君の隣でーー

*進side*

今日の朝は、いつもと違う。

いつもは、父さんしかいないこの家に、初めて出来た彼女が家にいるなんてーー、未だに信じられない。

夢かな?、と思うけど君の涙も、、

君の温もりも、、

嘘じゃない、って分かるから。


特に、さっきのハプニングは忘れられない。
ただでさえ、色白のカンナ。
恥ずかしさから、頬は赤く染まってる。

くびれたウエストも、彼女に似合うピンクの下着も、朝から刺激が強すぎた。

「あー、爆発しそう。」

頭が、妄想が爆発しそう。

たださえ、今ーーー二人っきり。
嫌な考えは消して、朝から魚を焼いたり、味噌汁の入った鍋に火をつけた。

我慢我慢。

*進side終わり*

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